アルバイトは人生の糧となる
最初にアルバイトをしたのは、大手デパートのおもちゃ売り場でした。右も左もわからぬまま、朝礼で接客のための言葉を唱える練習をし、売り場についていました。当時はやっていた「ゲームウォッチ」は、連日飛ぶように売れました。その時に身についたのは、人生の先輩である社員の方々との対応の仕方です。どんな職についても、この関係は上手に対応できなければなりません。また、フイルム売りや手袋売りのアルバイトもしました。こちらは、なかなか売れるものではありません。ありふれたものをいかに売ったらいいのか、大変難しかったです。とにかく元気に声を出してお客様を呼びとめるということでした。元気と度胸の大切さを学びました。若い人たちにたくさんアルバイトをし、たくさん学んでほしいと思います。
大学を出て、就職をしたものの、そこは営業のコースでした。上手に語りかけてお客さんを得る仕事は、私には大変難しく、転職を決意しました。そのとき、手にしたのがアルバイト情報誌でした。そこで、次の職と出会い現在に至っています。社長面接で、言葉づかいを正しくし、元気さと度胸のよさをアピールし、社員に合格しました。アルバイト経験や情報誌のおかげです。